2009年11月18日

基本介護技術 食事の介護 1

食事介護を行う場合、事前に確認しなといけない事もありますので、紹介しておきます。

 食事習慣を確認しましょう
      今までの食事習慣をくずさないように、食事時間や内容、量、好物などを確認しましょう。    
 
 食事制限を確認しましょう
      病気による食事制限(糖尿病や腎臓病など)があるのか、ある場合には、
      実際どのようなせ威厳があるのか確認する事が必要です。
 
 身体機能を確認しましょう
      どの程度の介助が必要なのか、
      その方の体の状態(麻痺や障害の有無、程度、嚥下状態など)を確認し、
      どの程度介助が必要かを判断しましょう。
      (過度の介助は体の残存機能を低下させますので、気をつけて)

☆認知症の度合いによっては、食い違いも発生します、
できれば第三者確認などをおこなったほうがよいでしょう。  


Posted by ケンと at 00:37Comments(0)食事介護

2009年11月18日

基本介護技術 食事の介護 2

実施時の確認事項
 
 排泄の有無をを確認しましょう
       できるだけ食事前には、排泄をうながします。食事時には落ち着いて、
       気持ち良い環境をつくってあげてください。
       排泄後は、汚れ物は目にふれない場所に片付け、臭いを残さないよう気をつけてください。

 食事室の環境
     使用物品の準備
       必要な物は食事前にはテーブルに揃えておきましょう。食    
     食事姿勢の確認
       身の状態を考え体位や、座位は安楽になるように配慮します。
       パジャマを着ている場合には1枚上着などを羽織ってもらうと気分がかわり、
       食が進む事もあります。
 
 服薬を確認しましょう
       高齢者は薬の種類も多く、食前、食後など服薬時間もかわってきますので、
       必ず服薬時には確認する事が大切です。飲み忘れや、
       間違いで急変することもあるので十分に確認してください。

 食事状況の確認
       食欲の有無、摂取量と種類、水分量、食べ具合、疲労感、
       食事にかかった時間などを観察します。
       毎日記入しておけば、変化があった時気づきやすいんので、
       記入される事をお勧めします。  


Posted by ケンと at 08:46Comments(0)食事介護

2009年11月18日

基本介護技術 食事の介護 3

食事後に確認する事
     服薬を確認する
       食後薬を飲んでもらいます。
       (飲んだ後には、必ず残ってないかなどを確認してください)
     食後の状態観察
       15分~30分程度は横にならずに様子をみます。
       特に変りがなければ安楽な体位にします。
     使用した物の後片付け
       汚れた物を洗い、もとの場所に片付けます。
     食事状況の報告
       食事の様子、状態、食べた量や水分量などを家庭に伝えます。
       また、食事状況をみて気づいた事、本人の訴は必ず本人や家族に伝えます。  


Posted by ケンと at 19:50Comments(0)食事介護