2010年01月03日

血圧の測定

血圧の測定の注意点
  ・食後一時間位は最高血圧は上昇するので、測定をさける。
  ・運動後は最低血圧が下がるので、測定をさける。
  ・室温は20度前後が適温
  ・聴診器はマンシェットの下に入れない。(平均な圧力がかからなくなる為)
  ・測定しなおす場合は1分以上あけてやりなおす。

測定時の確認事項
  ・捲りあげた袖が腕を締め付けてないかを確認する。
  ・意思疎通ができる場合には、通常の血圧を聞く。
   (分からない場合は触診法をおこなう)
  ・臥床、座位をとってもらい心臓の高さと腕の高さが同じになっているか確認する。
  ・血圧の正常値は最高血圧が130mmHg(ミリスイギンチュウ)未満
   最低血圧が85mmHg未満である。

測定の方法
 :聴診法
  1、必要な動脈の位置を確認する。
  2、腕にマンシェットを巻く。
    (マンシェットは下縁が腕の中関節から2~3センチ位に位置で、ゴム嚢の
     中心が上腕動脈の真上にくるように巻く。
     巻き方の強さは、指が1~2本入る程度)
  3、通常の平均血圧より20~30mmHgまで加圧する。
  4、毎秒1~2mmHgの速度で減圧し最初の拍動音が聞こえたところ(コロトコフ音)が最高血圧
    拍動が聞こえなくなる所(スワンの第5点)が最低血圧となる。



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Posted by ケンと at 16:30│Comments(0)バイタル
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